7月21日(土)~22日(日)、神奈川県パシフィコ横浜にてSUMMER CONFERENCE 2018in横浜が開催されました。
SUMMER CONFERENCEの歴史は古く、1966(昭和41)年に第1回政治問題セミナーとしてスタートされました。当時の若手政治家の多くが夏場避暑に軽井沢に多く集まることに注目し、この期を利用して軽井沢に出向き、政治問題についてのセミナー、意見交換をすることによってこの国の動きを知ろうとしたことが発端です。
今年度は、「日本創生への奇跡」をテーマに掲げ、全国の青年会議所会員が、自らの営みを成長させ、人財を育成し、まちから国、そして世界を良くするために、地方創生に関する知識や仕組みを学び、つながりを広げる機会を提供するために開催されました。
(一社)津山青年会議所からは、内部会計監査人グループ 中国地区代表として福田邦夫 君、総務委員会委員として田邊久人 君と片田恭裕 君が出向いたしました。
例年同様、様々なテーマのフォーラムが開催されました。
国立大ホールにておこなわれた、筑波大学学長補佐 落合陽一氏による地方創生フォーラムでは、我が国の抱える最大の課題の一つである人口減少についての知見と提言を聞くことができました。また、青年会議所の役割について、次世代教育について、など話題は多岐にわたりました。
また、世界が変わるSDGs フォーラム~持続可能な社会に向けてみんなに出来ること~においては、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)理事長兼CEOの水野弘道さんとサラヤ株式会社 代表取締役社長 更家悠介 先輩との対談からも多くの学びがありました。幅広く投資をする年金基金投資の長期的な視点に立つと、投資の合理性からも持続可能な社会を作る会社に投資しなければならず、売り手よし・買手よし・世間よし・株主よし・従業員よし・環境よしも加えた6方よしを考える必要があるとの提言をされました。ゴールは現在の延長ではなく、将来達成したい野心的なものを設定する必要があるとのお話には、我々青年会議所はもとより、会員それぞれの本職に置き換えて参考になりました。
フォラーム終了後のLOMナイトは、西麻布の権八で懇親を深めました。ブッシュ前米大統領と小泉純一郎元首相のご会食や、クェンティン・タランティーノ監督が映画「キル・ビル」のセットの参考にされたことで話題のお店です。ここでしか味わえない料理や演出に大変満足させていただきました。
2日目は、神奈川県パシフィコ横浜にて式典が開催され、盛況の内に閉幕となりました。
この横浜の地での学びや気づきを各LOMに持ち帰り、会員一人ひとりがそれぞれの営みに活かしてまいります。