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専務理事 岡 孝男君

Q1.普段のお仕事内容を教えてください。

地域に根ざした工務店の経営をしており、主に新築の注文住宅、古民家改修なども含めたリフォーム事業、中古住宅や土地の売買を行う宅建業に従事しています。その他に美作ヒノキを中心とした建築材の製材所、岡山支店ではデザイナーズ住宅の提案もさせていただいております。


Q2.入会のきっかけになった出来事、入会の決め手をお聞かせください。

父がかつて津山青年会議所に所属していたことは知っていましたが、具体的にどのような組織で何が行われているのかはわかっていませんでした。18歳から28歳まで大阪で仕事をしており、家業が創立100周年を迎えるにあたって帰郷しました。帰郷して2年目に津山青年会議所が創立60周年を迎え、第60代理事長の鳥越俊之先輩にお誘いいただきました。いつか入会することになるとは思っていましたが想像より早く、なんとなく1年、2年先に入りたいと伝えましたが、「自分が理事長をさせてもらう年に入って欲しい。」という熱い想いを受け、いつかは入ろうと思っているのに、ただ単になんとなく先延ばしにするということがとても失礼に思え、入会を決意しました。




Q3.(一社)津山青年会議所で行った運動、活動で特に印象に残っているものを教えてください。

2019年にまちづくり委員会の委員長を受けさせていただいた時の事業が強烈な体験として自分の中に残っています。6月16日には学生を対象に津山城跡でスカイランタン事業を計画、実施させていただきました。事前の準備や当日の設営に多くの協力をいただき万全を尽くしたつもりではありましたが、想定を超える多くの方にご来場いただきご迷惑をお掛けする場面が多々ありました。多くの方に喜んでいただき、反響も多かった反面、とても多い反省事項もありました。
8月22日から24日には青少年事業として前島で自然体験学習(キャンプ)を行いました。42名の小学生を対象として、地域の学生さんにもご協力いただき2泊3日の宿泊を行いました。当日は雨が降ったタイミングもあり、想定より波が高い、ホームシックなど色々なことが起こりましたが、無事に全員が津山に帰ってくることができました。少しの期間でも親元を離れて生活した子供たちが大きく成長した姿に、ご家族と共に感動を共有させていただきました。
1年間に2つの事業を担当させていただき、苦労もありましたが自分の考え方や行動が変わる大きな経験をさせていただきました。




Q4.本年度の役割について教えてください。

本年度は専務理事という大役に任命いただき、組織運営と財政規則の審査という部分を担わせていただきます。各地の青年会議所様や地域の他団体、協力者の方々との対外的な折衝の窓口となり、各種会議の設営や事務的な仕事を担当します。
団体内でスムーズな意思疎通が取れ、緊急時にも迅速な対応ができるように日頃からメンバー同士で連絡を取り合い、意識共有ができるような仕組みづくりなどを行います。
特にコロナ禍ということもあり、デジタル化の推進や新たな事業構築が求められています。密になることを得意としていた青年会議所が例年行っている事業や会議のやり方とは違う手法選択が迫られている中で、安全で効果的な事業の推進ができるよう担当者のサポートを行います。




Q5.入会を考えていらっしゃる方、我々の運動、活動に興味を抱いてくださった方へメッセージをお願いします。

コロナ禍という未曾有の国難に直面し、自社の先行きが見えず不安を感じる毎日だと思います。そんな時にJCをやっている場合ではないという意見もよく聞きますが、この時代だからこそ地域の持続可能性を本気で考えるべきだと思います。今のJCで重視されているのは多様性であり、経営者でなければ入会できないということはありません。さまざまな背景をもった人が在籍しており、20代と30代という時期にそのメンバーの中で切磋琢磨していくことでお互いが磨かれていきます。崇高な使命に燃えて入会するメンバーばかりではなく、私自身もそうであったように知らず知らずのうちに成長が実感できている団体だと思います。JCの基本的な考え方に「Be better」という言葉があります。自分自身をより良く変えていくことで会社や地域にも波及していくことがいま実感できています。少しでも興味があればぜひ門をたたいていただきたいです。いつでもお待ちしています。



入会年度 2017年
生年月日 1986年8月23日
勤務先  河井林産株式会社